ふるさとチョイスのポイントはクレジットカードを通じてポイントを貯めることができる事で非常に高い人気を得ています。
今回はふるさとチョイスのポイントや還元率が高く人気のある商品をご紹介していきます。
年々多くの方が活用するようになってきているふるさと納税ですが、ふるさとチョイスは利用すべきサービスなのか、判断する材料になればと思います。
目次
納税ついでにポイントがもらえる!?ふるさとチョイスのポイントとは?
日本最大のふるさと納税専門サイト!ふるさとチョイスとはどんなサイト?
ふるさとチョイスはさとふるなどとともにふるさと納税に特化した総合ポータルサイトの1つに数えられます。
ふるさと納税関係のサイトは今では多く存在し、中には廃れてしまうような存在のものもありますが、ふるさとチョイスは日本最大級の規模を誇っており、ふるさと納税サイトの代名詞ともいえるでしょう。
運営会社は株式会社トラストバンクで、同社はふるさとチョイスの運営のほかにも東京・有楽町にふるさとチョイスCaféというふるさと納税の啓発活動拠点を設けています。
見逃すのはもったいない、ふるさとチョイスのメリットとは?
ふるさとチョイスにはさまざまなメリットがあるため、ふるさとチョイスを利用するにはこれらのポイントを押さえておくことが欠かせません。
まず数あるふるさと納税専門サイトの中でも最大の規模を誇っているという点が挙げられます。寄付先の自治体の掲載数も1788と全国すべての自治体を網羅しているため、全国のどの自治体でも応援したいところさえあればふるさとチョイスで心配なく検索して選ぶことが可能です。
また、特産品の数も20万点に及び種類も非常に豊富であるため、ご自身が欲しいと思っているものを探せば当たる可能性が非常に高いことでも知られています。
さらにふるさとチョイスでは1788自治体中、1208自治体でクレジットカードによる寄付が可能です。あとで見るようなクレジットカードのポイントを貯めたい場合や、現金があまりない場合に非常に便利といえます。
最後にふるさとチョイスでは独自のポイント制度を導入しており、中にはポイントでのみ交換できるふるさとチョイスならではの限定特産品も手に入れることができる点もメリットです。
チョイス公式ポイント制とは?-寄付に加えてお得なポイント
先ほどご紹介したふるさとチョイスのメリットの中でも注目すべきものの1つに、独自のポイント制度であるチョイス公式ポイント制が挙げられます。
チョイス公式ポイントはふるさとチョイス経由でふるさと納税をした場合、寄付額に応じてポイントをもらうことができる仕組みです。
貯めたポイントは次回から同じ自治体で寄付する場合に現金やクレジットカードの代わりに使うことができます。
ほかにもポイントは2,3年ほど有効期限があるため、ずっと貯めてより高額のお礼品と交換するために使うこともできるという点で非常にお得です。
ポイントがもらえるのはどういう流れなの?
ふるさとチョイスで扱っているポイントは、各自治体で寄付をした際に寄付金額に応じてもらうことができます。寄付したときにもらうことのできるポイントの相場は自治体にもよりますが、最もお得な地域の場合で1ポイント=1円という相場(例:1万円の寄付で1万ポイント)となっているため、もしポイントを多く稼ぎたいということであれば相場で得するところを狙うと良いでしょう。
画像出典:ふるさとチョイス公式サイト
なお貯めたポイントについては各自治体で今後寄付するために保管しておくことができます。ふるさとチョイスにはマイページ機能も付いているため、寄付先が複数であっても一括して管理できるため非常に便利です。
こちらおすすめ!ふるさとチョイスで高めの還元率を誇る商品とは?
ふるさと納税といえばお礼品が大きなポイントですが、中には非常に還元率(寄付金額に対するお礼品の価値の比率)が高いお礼品もあります。ここでは、ふるさとチョイスで高い還元率を誇る商品を5点、ランキング形式でご紹介します。
第1位:北海道・森町:冷凍ホタテ貝柱(500g×3p)刺身用(115%)
画像出典:さとふる公式サイト
堂々の第1位は、北海道の森町の冷凍ホタテ(500g×3パック)刺身用で、還元率はなんと115%もの高さです。森町は北海道南西部、噴火湾に面したところにある自治体ですが、噴火湾で採れるホタテは身が非常にプリプリとして食べ応えがあるうえ、それが1.5㎏分もらえるため、心ゆくまで堪能できる商品です。
ちなみに1万円以上の寄付で送ってもらえる(つまり1万円寄付すればもらえる)ため、簡単なボーナスがあったときなどに寄付すれば非常にお得といえます。
第2位:福岡・上毛町:A4以上!九州産黒毛和牛切落し1kg(豊後牛・頂)(102%)
次に挙げられるのが福岡県上毛町の九州産黒毛和牛切り落としの1㎏分で、102%の還元率を誇ります。この黒毛和牛のブランドは豊後牛と呼ばれ、2017年の和牛オリンピックで優勝した逸品です。
加えて、上毛町への寄付に対する返礼品として届くのは、豊後牛の中でも最高級品のしるしとされている頂(いただき)の称号がついています。そして、1万円以上の寄付で1㎏分を送ってもらうことができるため、全国の肉関係の返礼品の中でも随一の還元率を誇っている一品です。
ちなみにA4とは和牛のランクでも上質であることを指しており、最高のA5に次ぐものであっても、脂肪分が少ないためその意味ではA5よりも食べやすいといえるでしょう。
第3位:大阪・泉佐野市:30年産タワラ印厳選米5kg×3セット計15kg(101%)
画像出典:楽天市場ふるさと納税
第3位は大阪府泉佐野市の返礼品である30年産タワラ印厳選米5㎏3セットで101%の還元率です。大阪府でも泉佐野市はあまり耳慣れませんが、関西空港のすぐ近くにある自治体と聞くとイメージしやすいのではないでしょうか。
そして5㎏の米が3セットといっても、普通の米ではありません。伊藤忠グループが認定した米につけられているタワラ印の称号を持っているうえ、米のブランドも新潟県魚沼産コシヒカリ(日本一おいしいとされている)や新潟県産コシヒカリ、宮城県産ひとめぼれという代表的なブランドです。
ちなみに、寄付金額1万円以上からもらえるために味のほか、お金の面でも非常においしいお礼品といっても良いでしょう。
第4位:和歌山・和歌山市:和歌山産みかん秀品10㎏(87%)
第4位は和歌山県和歌山市のみかん秀品10㎏で87%の還元率を誇ります。和歌山といえば愛媛などとともに国内でも有数のみかんの産地ですが、こちらの商品はその中でも一級品である秀品とされており、味も品質も抜群です。
1万円以上の寄付でもらうことができるうえ、サイズは2L ・L・M・Sのいずれか(指定はできない)です。が、サイズが大きいものは食べ応えがあり、一方で小さいものであっても多くの個数を楽しめるという点でおすすめできます。
第5位:佐賀・みやき町:佐賀県産黒毛和牛1100gA4サイズ(80%)
第5位に挙げられるのが佐賀県みやき町の佐賀県産黒毛和牛1100gA4サイズで、還元率は80%です。こちらも先ほど見た福岡県上毛町のお礼品と同じようにA4サイズの黒毛和牛ですが、それが1万円以上の寄付で1100g届くというだけでも非常にお得です。
なお、この商品は500gと600gに分けて冷凍パックで届くようになっていますが、だからこそ保存もききやすいという利点もあります。
他ポイントと連携してないからこそ!クレカ払いは還元率の高いカードで
先ほども見たように、ふるさとチョイスではクレジットカードを使って寄付することもできます。
ただし、ふるさとチョイスのポイントは他のポイントと連携していないため、その分寄付に使うカードが持つ還元率の高さの影響は大きいです。ここではふるさとチョイスを使ってカードのポイントを貯めるうえで押さえておくべきポイントについてご紹介します。
ふるさとチョイスではほぼ他のポイントと連携していない!
全国のすべての自治体に寄付することができるうえ、もらえるお礼品の数も非常に多いのがふるさとチョイスの大きなメリットといえます。
が、一方で他のふるさと納税関係のサイトと異なり、ほとんど他のポイントと連携していないという点が難点です。
言い換えれば、ANAふるさと納税を使ってマイルを貯めたり、楽天ふるさと納税のように楽天ポイントを追加でもらえたりするというようなことがふるさとチョイスではできません。
このため、ふるさとチョイスでポイントを貯める場合は公式ポイントのほか、クレジットカードの基本ポイント、そしてこの後ご紹介するTポイントはもらえるという点は踏まえておきましょう。
また、次の章の注意点で見るようにポイントサイト経由でふるさとチョイスのポイントとポイントサイトのポイントを同時にもらえる、ということもありません。
Tポイントはもらえる、ただし条件付きで
画像出典:Tポイント公式サイト
ふるさとチョイスでもらうことのできるポイントの1つがツタヤなどで使うことができるTポイントです。
たしかに、最大のふるさと納税サイトであるふるさとチョイスでTポイントをもらうことができれば、DVDをたくさん借りるということもできるでしょう。しかし、ふるさとチョイスでTポイントをもらうには条件があります。
それは、寄付に使うクレジットカードをYahoo!カードとするという点です。実はふるさとチョイスは支払いについてはYahoo!JAPANが運営しているYahoo!公金やYahoo!ふるさと納税と連動しているため、Yahoo!カードでの支払いに限ってTポイントがもらえる仕様となっています。
なお、同じTポイントクレジットカードでもファミマTカードなどではポイントがもらえませんので注意しましょう。
クレカ払いはカード還元率の高さで勝負!
そうなると、他のクレジットカードの場合についてはどうなのでしょうか?この場合はもはや各クレジットカードの基本ポイントのみがもらえるということになります。このため、カードのポイント還元率が大きなカギといえるでしょう。
ポイント還元率の点でおすすめといわれているのがP-ONE Wizカード(1.5%)やリクルートカード(1.2%)、楽天カード(1%)などです。またライフカードも誕生月にはポイント3倍(1.5%)となるため、誕生月の間に多額の寄付をするという意味ではおすすめといえます。
ふるさとチョイスでのポイント、どこに気を付けるべき?
ここまでふるさとチョイスのポイントについて見てきましたが、実は注意点がいくつかあります。ここではふるさとチョイスでポイントを貯めるうえで注意すべき点についてご紹介していきましょう。
ご注意!自治体によって付与条件が異なる
最初に挙げられる注意点として、ポイントがもらえる条件(付与条件)は自治体によって異なるというものがあります。ポイントの付与条件としてよく見られるのが、ポイントがもらえる寄付がいくら以上であるか、またいくらの金額ごとにどのくらいのポイントがもらえるかといった点などです。
また、ポイントの相場も自治体によって異なり、例えば鹿児島県奄美市などでは1円につき1ポイント(最低寄付額5000円の場合5000ポイント)であるのに対し、石川県小松市は0.3円で1ポイント(最低寄付額5000円の場合1500ポイント)となっています。中には静岡県沼津市のように1万円で25ポイントという一見すると非常に低い相場になっているところもありますので、ポイント付与条件はよく読んでから利用しましょう。
残念!得たポイントは他では使えない
ふるさとチョイスでは確かにすべての自治体に寄付することはできますが、残念ながらその際に得られたポイントは他の自治体で使うことができないという点も注意すべきところです。
先ほど見た例を引き合いに出せば、鹿児島県奄美市に寄付したときにもらったポイントを石川県小松市に寄付する際には使うことができません。あくまでもその自治体で得たポイントは、後日同じ自治体の寄付にしか使えないということになります。
ポイント交換を外部サイトでやる場合も
また、自治体によってはふるさとチョイスの公式ポイントを、そのままふるさとチョイスの公式サイト上で交換することができないという場合もあります。公式サイト上でできない場合は、その自治体が設置した特設サイトなど外部サイトにアクセスしてから交換することが必要です。
この点についても、事前に寄付先の自治体の説明をよく読んでから手続きをすると良いでしょう。
ポイントサイト経由では貯められない
先ほども少し触れましたが、ふるさとチョイスの公式ポイントはポイントサイト(ハピタスやモッピーなど)を経由して貯めることができません。言い換えれば、ポイントサイトのポイントとふるさとチョイスの公式ポイントの二重取りには対応していないということです。
このため、どうしてもふるさとチョイスでポイントの二重取りをしたいということであれば、クレジットカードを使って寄付をするという方法に限定されるでしょう。
高還元率の商品の動向は特に要注意!
第2章で還元率の高い商品を5点ご紹介し、中には還元率が100%以上のものもあって非常にお得です。しかし、高い還元率の商品については今後の動向に注意が必要です。
というのは、近年ふるさと納税については還元率が高い商品を売りに各自治体間で激しい競争が展開されており、この現状に対して地方政策を管轄する総務省が還元率を3割以内に抑制するように通達を出しています。このため、今後の動向によっては高還元率を誇る商品も姿を消す可能性も十分高いです。
ふるさとチョイスのポイントはうまくご活用を
今回はふるさと納税サイトの最大手であるふるさとチョイスで扱っているポイントについて見てきました。今回お伝えした内容をまとめると
ふるさとチョイスのポイントの情報まとめ
- ふるさとチョイスとは、全国の自治体にふるさと納税ができるポータルサイト
- 寄附金額に応じてポイントが付与されるが、付与条件などは各自治体によって異なる
- ポイント相場が高い自治体や、最低寄附金額が低い自治体を選ぶとお得だが、ルールが各自治体によって異なるため注意が必要
- クレジットカードのポイントも貯めるのなら、ポイント還元率が高いものがおすすめ
ふるさとチョイスは、うまく活用することで節税できるだけでなく、独自ポイントやクレカのポイントも貯めることができます。また、全国すべての自治体を網羅しているため、便利でお得なふるさとチョイスでふるさと納税をしてみるのはいかがでしょうか。